
子ども英会話講師が教える実際に役に立った3つの資格

「子ども英会話講師の資格って、本当に意味あるの?」
「実際に役に立った資格は、どんなの資格なの?」
こんにちは!子ども英会話講師のめぐみ先生です。
子どもたちに英語を教える楽しさとやりがいを感じつつ、スキルを磨き続ける子ども英会話講師。この職業には、教えることのプロとしての資格が求められます。
しかし、実際に役立つ資格とは一体どのようなものでしょうか。その答えを、経験豊富な私が実際に取得し、役立ったという3つの資格に迫ります。
特に、児童英語教育の分野で人気の資格である「児童英語教師」や「J-SHINE」を通じて得られる資格の魅力についてもご紹介。
さらに、それらの資格取得にかかる費用や、英語力の証明として定評のある英検がどのように役立つのかについても考えてみましょう。
これから子ども英会話講師を目指す方や、スキルアップを目指している現役講師の皆さんにとって、資格選びの参考となる記事をお届けします。どうぞお楽しみに。
子ども英会話講師という仕事

子ども英会話講師のやりがいと苦労
子ども英会話講師として、最もやりがいとなるのは、やはり子どもたちの成長です。レッスンではゲームをしながら、英語を発話させたり、問題を解いたりと、生徒たちの英語力が上げていけるもの、講師のレッスン次第でやりがいを感じられるポイントです。
始めは、子どもたちとうまくレッスンができるのか、心配になることもあると思います。
実際には、毎週生徒たちとも会うことで信頼関係も深まり、どんどん仲良くなって、生徒たちのほうから話しかけてくれるようになります。
苦労といえば、レッスンの準備の多さや保護者の対応が多いことかもしれません。
これも始めは苦労しましたが、だんだんと慣れていくので、仕事の量も減っていき、余裕もできていきました。
18 年目になって改めて感じることは、子ども英会話講師は、生徒の人生に影響を与えるよい仕事だと思っています。
また、英語を教えてあげることで生徒の英語力があがり、感謝されることは幸せ気持ちになりますよ。

子ども英会話講師の給与の仕組み
子ども英会話講師の仕事に興味をもったとき、気になるのはお金のことだと思います。給与システムは、おもにこの4パターンです。
- 毎月同じ金額となる固定給
- レッスンの数で計算される給与
- 固定給+生徒の人数によるインセンティブ
- 生徒の人数による完全インセンティブ
これらはスクールや自宅開業など、働くスタイルによって違います。会社によっては、資格手当を設けているところもあるので、自分にとって働きやすいスタイルを選ぶといいでしょう。
「子ども英会話講師になるまでが知りたい」という方は、私が子ども英会話講師になるまでの体験談はこちら からご覧ください。
子ども英会話講師になって実際に役に立った3つの資格

レッスンで役立つアルクの児童英語講師 資格
「子ども英会話の資格をとって、意味があるの?」
そう思う方は多いと思います。結論から話すと、私は取得してよかったです。

児童英語の資格をとって、後悔したことはないです。
レッスンでは、生徒のコントロールに苦戦するときもありますが、資格を取得していると、なぜ生徒がそのような行動や、反応するのかわかるので、レッスンが上手になるスピードもあがりました。
また英語教育についても根拠をもって話すことができるため、保護者の方との信頼も深くなり、退会を減らし、入会も多く獲得でき、結果的に生徒獲得数全国1位になりました。
私が取得した子ども英会話講師インストラー資格のスクールは、残念ながらなくなってしまったため、この記事では同じ内容が学べる、アルクの児童英語教師を紹介しますね。
小学校英語指導者資格認定 J-SHINE資格
子ども英会話業界でもっとも有名な資格が、J-SHINE(小学校英語指導者)です。

私が所属していた会社では、J-SHINE資格保持者は手当を支給してました!
児童英語についての資格で、会社の給与での手当に影響してくるのは、このJ-SHINEが多いので、企業で働く可能性がある場合は、取得しておいたほうがお得です。
また小学校で英語を教えたいときも、この資格は有効ですよ。
応募資格に必要だった英検
子ども英会話講師なるために必須なのが、やはり英語力になります。
TOEICのスコアの評価期間が、2年となっているのに対し、英検が合否で、その英語力を評価してくれます。何度も試験を受けるのは、苦手な方には、英検のおすすめしますよ。
児童英語ための資格取得は、アルクがおすすめ!

児童英語の資格ではアルクの児童英語教師養成コースが人気です。ここでは、その理由を紹介します。
自宅学習だけで完結できるのでマイペースにできる
アルクの児童英語教師養成コースは、自宅学習だけで完結できるので、好きな時間を使って資格を習得することができます。
児童英語の資格をするために、日程が決められたオンライン講座を受ける必要があるスクールもありますが、アルクの児童英語教師コースはその必要がないのです。
目安は6ヶ月となっていますが、期間を早めることも、伸ばすこともできます。そのため、仕育児や仕事をしながらでも、勉強できるのが人気の理由です。
児童英語教師と小学校英語指導者資格の2つが同時に取得できる
アルクの児童英語教師養成コースの最大のメリットが、
この児童英語教師の知識と小学校英語指導者(J-SHINE資格)の2つの資格が、同時に取得できることです。
そしてアルクの児童英語教師養成コースを終了後は、その後の仕事先の選択肢が圧倒的に広がります。
児童英語の資格を取得するのであれは、アルクの児童英語教師養成コースを受講されることを強くおすすめしますよ。

2つを同時に学べる資格は、ほとんどないのでオススメです!
アルクの児童英語教師育成コースと他の資格との違い

児童英語の資格団体は、いくつかありますが、どの団体が効果的なのでしょう。
知名度とスキルアップにつながる団体の資格が有効的である
実際に子ども英会話講師になって、資格を運営している団体の知名度は重要であることに気づきました。なぜなら、それは保護者からの信頼、安心に繋がってくるからです。
またJ−SHINE資格(小学校英語指導者)の取得に興味を持ったとき、認定講座を受講していないと、また費用を払って他の団体の講座を受け直すことになります。
J−SHINE資格は、英会話教室では給与UPの手当に該当することが多く、また小学校でも働くことができるようになります。
J−SHINE資格の取得に少しでも興味がある場合は、認定されている講座を受講しておくことをお勧めします。

せっかく資格を取得するなら、費用対効果の高い団体を選ぶことをお勧めします!
JADP認定児童英語インストラクター資格はJ-SHINE認定講座ではない

児童英語の資格はたくさんあるけど、どこの会社を選べばいいの?
子ども英会話講師をしていて、よく質問されるのがこの質問です。
そして一般財団法人日本能力開発推進協会の資格であるJADP児童英語インストラクター資格について、よく聞かれるのです。
では、この資格と私がお勧めしているアルク児童英語教師育成コースを比較してみましょう。

実際に子ども英会話講師になって取得しておいたほうがよかったと思ったのが、J-SHINEです。
子ども英会話業界では有名な資格で、当時このアルクを知っていれば、受講しておきたかったと少し後悔しています。
アルク児童英語教師育成コースで習うこと

それではここから、アルクの児童英語教師育成コースで習う内容と実際に現場でどう役立つかを紹介していきます。
英会話講師18年目の経験からの視点なので、これからこの業界に興味を持っている人には役立つ内容ですよ。
子どもに英語を教えるための基礎知識1
アルク児童英語講師育成コースの、パートで習う基礎知識はこちらです。
- 児童英語教師という仕事
- ワークスタイル
- 子どもと英語
- 児童心理学
- 言語習得論
- 認知発達理論
- バイリンガル教育
- 国際理解教育
子ども英会話講師で役立つ内容が多く含まれていますね。
特に、児童心理学、言語習得論、認知発達理論は重要で、子どもたちにうまく接する方法や、英語でつまずいているポイントに気づくことができます。
英語を教えるときに、できない理由がわからないと、対策が見つからず、つらい状況が続いてしまいます。このパートは、純粋に学ぶことが楽しいですよ。

実際に子ども英会話講師になったときは、保護者の対応をしたときの説得力に繋がります。
結果的に、新規生徒を獲得しやすくなり、退会者を減らすことができました。
このパートの知識は、実際にとても役に立つんですよ!
小学校英語の基礎知識2
アルク児童英語講師育成コースの、パートで習う基礎知識はこちらです。
- 小学校「外国語活動・外国語」の目的と意義
- 小・中・高の連携
- 小学校「外国語活動・外国語」の内容
- 小学校「外国語活動・外国語」における評価
小学校では、2011年に小学校5・6年生へ外国語活動として始まり、2022年に3・4年生から始まり、必修化になっています。
このパートはJ-SHINE資格も取得できるアルク児童英語講師育成コースだからこそ、含まれているパートで、すべての児童英語に関する資格に含まれているわけではありませんよ。

英会話教室に通っている生徒であれば、小学校の英語内容が難しいと思うことは、まずないでしょう。
このパートを学んでおくことは、英会話教室のレッスンと小学校での授業内容との、ギャップを埋めることに役立ちます。
このギャップ知っていることで、通っていただいている保護者たちへ、安心感を与えることができますよ。
レッスンをおこなうための基礎知識3
アルク児童英語講師育成コースの、パートで習う基礎知識はこちらです。
- 日本における代表的な英語の教授法・指導法
- カリキュラムとレッスンプラン
- 教材と教具
- レッスンを構成をするアクティビティ
このパートは、レッスンの中で役に立つ内容となっています。
児童英語は、12歳以下の子どもたちにおしえるため、それぞれの年齢に適した教え方を学ぶ必要があります。それが学べるのが、英語の教授法や指導法になります。
実際に英会話教室に就職した場合、まず第1にレッスンをすることを求められるため、各教室に合わせたレッスンを行う研修を主にやることになります。そのため、教授法・指導法を学べる機会は、ほどんどありません。
児童教師育成のコースを取得しておくと、就職したときも、全体像を理解したうえで始められるので、苦労が減るのでオススメです。

レッスンをやることに慣れてきてから、役に立ってくるのがこのパートです。
年齢別に合った指導や、アクティビティを行うことが、生徒の英語力を楽しみながら伸ばすコツです。
そのために必要な知識を学ぶことができます。
指導力を磨くための英語力トレーニング
アルク児童英語講師育成コースの、指導力のパートでは、2つのトピックに分かれています。
- 英語発音トレーニング
- 文法トレーニング
- アルク児童語い2000
- クラスルーム・イングリッシュ
- 英語教師のためのスキルアップトレーニング
子ども英会話講師に必要な英語力は、英検2級以上、TOEIC650〜700点程度を目安としているところが多いですが、このパートでは、レッスンで使う実践的な英語を学べるパートとなっています。
特に良い点としては、英語発音トレーニングが含まれているところです。
子どもに良い発音を聞かせ、習得してほしいと思う保護者は多くいらっしゃいます。ここで学ぶことで、生徒に教えるときも、わかりやすく教えることができますよ。
また試験に必要な英語と児童英語では、使う単語も全く違います。
難しく、長文の英語は、生徒をたちを困惑させることに繋がります。クラスルームイングリッシュなど、実践的な英語を学ぶことで、レッスンをスムーズに始めることができますよ。

実際の子ども英会話講師になると、児童英語に必要な単語を知らないこと、気づきました。
資格としてクラスルームイングリッシュは習っていたので、レッスンコントロールするときに、とても役に立ちました!
レッスンプラン作成ガイド
アルク児童英語講師育成コースの、レッスンプラン作成ガイドで習う内容はこちらです。
- レッスンプランの考え方
- 英語教室向けのレッスンプラン
- 小学校向けのレッスンプラン
レッスンプランは、生徒の英語力をあげることや、レッスンコントロールするために、とても役立つ知識です。
レッスンプランがうまく立てられないと、生徒たちが飽きたり、彼らの英語力が上げられないという結果を招きます。
レッスンプラン作成コースは、英語教室向けのレッスンプランはもちろんのこと、小学校向けのレッスンプランも学べるようです。
これはJ-SHINE資格も同時に習得できる、アルクの児童英語講師コースだからこそなので、同時に習えることは、お得ですね!
J-SHINE資格を習得できるスクールの費用の比較

J-SHINE資格は小学生以下に英語を指導できると認められる資格なので、習得できるスクールは少ないです。最後にJ-SHINE資格を取得できる他のスクールと費用を比較してみましょう。
J-SHINE資格を取得できるスクールを比較をすると、アルクの児童英語教師コースが、1番取得しやすいことが、よくわかります。
アルクは、子ども英会話講師業界では、有名で私の周りの英会話講師もアルクで取得している講師が多くいます、
また小学校で英語を教えるための資格、英会話教室で昇給に関係してくるもの、このJ-SHINE資格が多いです。児童英語の資格をとるなら、アルクの児童英語教師コースを受講されることを、おすすめします。

アルクは、子ども英会話講師業界では、有名な会社です。
私の周りの英会話講師も、アルクでJ-SHINEを取得している講師が多かったです。
英語力を証明できる資格である英検

子ども英会話講師になるには、英語力も必要です。英語力の証明としておすすめなのが、英検です。その理由は、この3点です。
英検は1度合格すると、ずっとその英語力が証明される
英語力を証明資格として、英検とTOEICどちらにしようか迷う方は多いと思います。個人的には英検をおすすめします。
英検は合否がでる資格ですが、その英語力の証明に期限はありません。
一方、TOEICのスコアは2年間の英語力の証明になります。英検は集中して勉強して合格すれば、その時間を他のことに活かすことができます。
子ども英会話講師は、英検2級以上、TOEIC650〜700点程度が目安になってるので、英語力を証明である英検は、やはりとても役に立つものとなります。
近年では英検の受験方法や、申込み方法も多岐にわたっており、こちらの記事にまとめているので、参考にしてみてください。

生徒が英検を受験するときにアドバイスできる
実際に役立った資格として英検をオススメする、もう1つの理由が、生徒に受験のコツとアドバイスすることになるからです。
子ども英会話講師をしていると、生徒たちが英検受験を希望する日がやってきます。生徒たちは、TOEICより英検からまず受験するので、英検を合格した自身の経験は、とても役に立っていますよ。

英検を受験する生徒数は、毎年、増加傾向にあります。
最近では英検コースを開講する教室も多く、これからますます役立つ資格になっていくと思いますよ。
英検に合格を目指すならオンライン英会話スクールがおすすめ
ここまで記事を読んで、ご自身の英語力をブラッシュアップされたいと思った方もいると思います。
ここでは、英検対策としてお勧めのオンライン英会話スクールを紹介します。
オンライン英会話スクールは、通学制よりも料金が安く、25分のレッスン時間は忙しい大人にピッタリです。
- ワールトーク
ワールドトークは、英検対策にとても定評のあるのスクールで、英検2級以上の合格者を多く輩出するベテラン講師も多くいます。確実に合格を狙って行きたい方は、ワールドトークがお勧めです。

- スモールワールド
スモールワールドは、ほとんどが日本人講師で、合格までのモチベーション維持に定評があるスクールです。不安や疑問点を解消してくれる日本人講師を求めている方にお勧めのスクールです。

子ども英会話講師の仕事でよくある悩みと不安


子ども英会話講師18年目の私が、お答えします!
子ども英会話講師になるのに資格は必須ですか?
必須ではありませんが、取得していたほうが信頼や強みになります。
特に未経験の方は「教えるスキルがある」証明になるので、資格を持っていると選ばれやすいです。採用後も、資格のおかげでスムーズに始められました。
子ども英会話講師になるための面接の詳細は、こちらの記事を参考にしてください。
育児や働きながらでも資格を取得できますか?
アルクの児童英語教師コースは、自宅学習だけで完結できるのでおすすめです。
育児や働きながらの場合は、好きな時間でマイペースに進められる講座がよいでしょう。
またアルクの児童英語教師コースであれは、認定試験もなく、講座を終了後に自動認定されるので、資格も取得しやすいことも嬉しいポイントです。
この児童英語の資格をとった後、どんな仕事に役立ちますか?
子ども英会話スクールの講師、保育園・幼稚園での英語指導、自宅で教室を開いたりと、幅広い場面で活かせます。
最近では在宅ワークも人気で、オンラインの英会話講師としての仕事や、お子様に英語を教えるための知識として学ぶ人も増えています。
未経験からでも子ども英会話講師になれますか?
はい!子ども英会話講師になれます。
私も未経験からのスタートでした。就職後は、多くの会社が研修を用意してくれています。自宅開業でもカリキュラムがありますので、安心してください。

私も未経験からのスタートで新人講師の研修も担当していました!
みんな回数を重ねることで、上手にレッスンができるようになっていきますよ。
子どもが好きなら、英語が少し苦手でもやっていけますか?
もちろんです。
児童英語の資格講座では、子どもへの教え方・レッスンプラン・発音指導法などを学べるので、自信を持って教えられるようになりますよ。
自分の英語力に自信がなく、子どもに教えるのが不安です…
児童英語の資格では、発音や指導方法を学ぶカリキュラムがあるので、ただの英語力だけでなく「教えるための英語力」が身につくことで、自信を持ってスタートすることができます。
子ども英会話講師の英語力の目安となる英検2級の勉強法を知りたい場合は、こちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ

子ども英会話講師が、実際に役に立った資格としてこちらの3つを紹介しました。
- アルクの児童英語教師
- J-SHINE(小学校英語指導者資格)
- 英検
英語力を証明する資格以外は、子ども英会話講師になるための資格はなくてもなることはできます。しかし、これらの資格は、実際に仕事の成果にも、繋がる役に立った資格でした。
私自身は、子ども英会話講師になってよかったし、本当に楽しく、面白い仕事だと思っています。
これから子ども英会話講師を目指す人、スキルアップを目指す人にとって、役に立つことができることを願っています。
以上、めぐみ先生でした!