子ども英会話講師が教える実際に役に立った3つの資格
「子ども英会話講師の資格って、本当に意味あるの?」
「実際に役に立った資格は、どんなの資格なの?」
こんにちは!子ども英会話講師のめぐみ先生です。
子どもたちに英語を教える楽しさとやりがいを感じつつ、スキルを磨き続ける子ども英会話講師。この職業には、教えることのプロとしての資格が求められます。
しかし、実際に役立つ資格とは一体どのようなものでしょうか。その答えを、経験豊富な講師が実際に取得し、役立ったという3つの資格に迫ります。
特に、児童英語教育の分野で人気の資格である「児童英語教師」や「J-SHINE」を通じて得られる資格の魅力についてもご紹介。さらに、それらの資格取得にかかる費用や、英語力の証明として定評のある英検がどのように役立つのかについても考えてみましょう。
これから子ども英会話講師を目指す方や、スキルアップを目指している現役講師の皆さんにとって、資格選びの参考となる記事をお届けします。どうぞお楽しみに。
子ども英会話講師という仕事
子ども英会話講師のやりがいと苦労
子ども英会話講師として、最もやりがいとなるのは、やはり子どもたちの成長です。レッスンではゲームをしながら、英語を発話させたり、問題を解いたりと、生徒たちの英語力が上げていけるもの、講師のレッスン次第でやりがいを感じられるポイントです。
始めは、子どもたちとうまくレッスンができるのか、心配になることもあると思います。実際には、毎週生徒たちとも会うことで信頼関係も深まり、どんどん仲良くなって、生徒たちのほうから話しかけてくれるようになります。
苦労といえば、レッスンの準備の多さや保護者の対応が多いことかもしれません。これも始めは苦労しましたが、だんだんと慣れていくので、仕事の量も減っていき、余裕もできていきました。
17 年目になって改めて感じることは、子ども英会話講師は、生徒の人生に影響を与えるよい仕事だと思っています。また、英語を教えてあげることで、生徒の英語力は全員上がっていきますよ。
子ども英会話講師の給与の仕組み
子ども英会話講師の仕事に興味をもったとき、気になるのはお金のことだと思います。こちらについては、おもに4パターンです。
- 毎月同じ金額となる固定給
- レッスンの数で計算される給与
- 固定給+生徒の人数によるインセンティブ
- 生徒の人数による完全インセンティブ
これらはスクールや自宅開業など、働くスタイルによって違います。会社によっては、資格手当を設けているところもあるので、自分にとって働きやすいスタイルを選ぶといいでしょう。
子ども英会話講師になって実際に役に立った3つの資格
レッスンで役立だった子ども英会話講師インストラー資格
「子ども英会話の資格をとって、意味があるの?」
そう思う方は多いと思いますが、結論から話すと、私は取得してよかったです。
レッスンでは、生徒のコントロールに苦戦するときもありますが、資格を取得していると、なぜ生徒がそのような行動や、反応するのかわかるので、レッスンが上手になるスピードもあがりました。
私が取得した子ども英会話講師インストラー資格のスクールは、残念ながらなくなってしまったため、この記事では同じ内容が学べる、アルクの児童英語教師を紹介しますね。
小学校英語指導者資格認定 J-SHINE資格
子ども英会話業界でもっとも有名な資格が、J-SHINEです。 この資格は、小学生以下に英語を指導できると認められる資格です。
児童英語についての資格で、会社の給与での手当に影響してくるのは、このJ-SHINEが多いので、企業で働く可能性がある場合は、取得しておいたほうがお得です。
また小学校で英語を教えたいときも、この資格は有効ですよ。
応募資格に必要だった英検
子ども英会話講師なるために必要なのが、英語力になります。一般的には、英検2級以上、TOEIC650〜700点程度が目安になっています。
TOEICのスコアの評価期間が、2年となっているのに対し、英検が合否で、その英語力を評価してくれます。何度も試験を受けるのは、苦手な方には、英検のおすすめしますよ。
児童英語ための資格取得は、アルクがおすすめ!
アルクの児童英語教師コースが人気の理由を紹介します。
自宅学習だけで完結できるのでマイペースにできる
アルクの児童英語教師養成コースは、自宅学習だけで完結できるので、好きな時間を使って資格を習得することができます。
児童英語の資格をするために、日程が決められたオンライン講座を受ける必要があるスクールもありますが、アルクの児童英語教師コースはその必要がないのです。
目安は6ヶ月となっていますが、期間を早めることも、伸ばすこともできます。そのため、仕育児や仕事をしながらでも、勉強できるのが人気の理由です。
児童英語教師としての知識と小学校英語指導者資格の2つが同時に取得できる
アルクの児童英語教師養成コースの最大のメリットが、この児童英語教師の知識と小学校英語指導者(J-SHINE資格)の2つの資格が、同時に取得できることです。
アルクの児童英語教師養成コースを終了後は、その後の仕事先の選択肢が圧倒的に広がります。
- 子ども英会話教室で働く
- インターナショナルスクールで働く
- 自宅で教室を開く
- フランチャイズの教室を開く
- 小学校で教える
- ご自身のお子様に英語を教える
この2つを同時に学べるものは、なかなかありません。児童英語の資格を取得するのであれは、アルクの児童英語教師養成コースを受講されることを強くおすすめしますよ。
実際に子ども英会話講師になって取得しておいたほうがよかったと思ったのが、J-SHINEです。
子ども英会話業界では有名な資格で、当時このアルクのコースを知っていれば、受講したかったなと少し後悔しちゃいます。
アルク児童英語教師育成コースで習うこと
子どもに英語を教えるための基礎知識1
アルク児童英語講師育成コースの、パートで習う基礎知識はこちらです。
- 児童英語教師という仕事
- ワークスタイル
- 子どもと英語
- 児童心理学
- 言語習得論
- 認知発達理論
- バイリンガル教育
- 国際理解教育
子ども英会話講師で役立つ内容が多く含まれていますね。特に、児童心理学、言語習得論、認知発達理論は重要で、子どもたちにうまく接する方法や、英語でつまずいているポイントに気づくことができます。
英語を教えるときに、できない理由がわからないと、対策が見つからず、つらい状況が続いてしまいます。このパートは、純粋に学ぶことが楽しいですよ。
実際に子ども英会話講師になったときは、保護者の対応をしたときの説得力に繋がります。
結果的に、新規生徒を獲得しやすくなったり、継続の重要性に気づいてもらえて、退会者を減らすことができますよ。
このパートの知識は、実際にとても役に立つんですよ!
小学校英語の基礎知識2
アルク児童英語講師育成コースの、パートで習う基礎知識はこちらです。
- 小学校「外国語活動・外国語」の目的と意義
- 小・中・高の連携
- 小学校「外国語活動・外国語」の内容
- 小学校「外国語活動・外国語」における評価
小学校では、2011年に小学校5・6年生へ外国語活動として始まり、2022年に3・4年生から始まり、必修化になっています。
このパートはJ-SHINE資格も取得できるアルク児童英語講師育成コースだからこそ、含まれているパートで、すべての児童英語に関する資格に含まれているわけではありませんよ。
英会話教室に通っている生徒であれば、小学校の英語内容が難しいと思うことは、まずないでしょう。
このパートを学んでおくことは、英会話教室のレッスンと小学校での授業内容との、ギャップを埋めることに役立ちます。
このギャップ知っていることで、通っていただいている保護者たちへ、安心感を与えることができますよ。
レッスンをおこなうための基礎知識3
アルク児童英語講師育成コースの、パートで習う基礎知識はこちらです。
- 日本における代表的な英語の教授法・指導法
- カリキュラムとレッスンプラン
- 教材と教具
- レッスンを構成をするアクティビティ
このパートは、レッスンの中で役に立つ内容となっています。
児童英語は、12歳以下の子どもたちにおしえるため、それぞれの年齢に適した教え方を学ぶ必要があります。それが学べるのが、英語の教授法や指導法になります。
実際に英会話教室に就職した場合、まず第1にレッスンをすることを求められるため、各教室に合わせたレッスンを行う研修を主にやることになります。そのため、教授法・指導法を学べる機会は、ほどんどありません。
児童教師育成のコースを取得しておくと、就職するときも、全体像を理解したうえで始められるので、苦労が減るのでオススメです。
レッスンをやることに慣れてきてから、役に立ってくるのがこのパートです。
年齢別に合った指導や、アクティビティを行うことが、生徒の英語力を楽しみながら伸ばすコツです。そのために必要な知識を学ぶことができますよ。
指導力を磨くための英語力トレーニング
アルク児童英語講師育成コースの、指導力のパートでは、2つのトピックに分かれています。
- 英語発音トレーニング
- 文法トレーニング
- アルク児童語い2000
- クラスルーム・イングリッシュ
- 英語教師のためのスキルアップトレーニング
子ども英会話講師に必要な英語力は、英検2級以上、TOEIC650〜700点程度を目安としているところが多いですが、このパートでは、レッスンで使う実践的な英語を学べるパートとなっています。
特に良い点としては、英語発音トレーニングが含まれているところです。実際にレッスンをすると実感しますが、子ども英会話講師として最も重要なのは、発音です。子どもに良い発音を聞かせ、習得してほしいと思う保護者は多くいらっしゃいます。ここで学ぶことで、生徒に教えるときも、わかりやすく教えることができますよ。
また試験に必要な英語と児童英語では、使う単語も全く違います。難しく、長文の英語は、生徒をたちを困惑させることに繋がります。クラスルームイングリッシュなど、実践的な英語を学ぶことで、講師になったときもスムーズに始めることができますよ。
実際の子ども英会話講師なって、まず気づいたのが児童英語に必要な単語がどんなものかすらわかっていませんでした。
資格としてクラスルームイングリッシュは習っていたので、レッスンコントロールするときに、とても役に立ちました!
レッスンプラン作成ガイド
アルク児童英語講師育成コースの、レッスンプラン作成ガイドで習う内容はこちらです。
- レッスンプランの考え方
- 英語教室向けのレッスンプラン
- 小学校向けのレッスンプラン
レッスンプランは、生徒の英語力をあげることや、レッスンコントロールするために、とても役立つ知識です。
レッスンプラン作成コースは、英語教室向けのレッスンプランはもちろんのこと、小学校向けのレッスンプランも学べるようです。これはJ-SHINE資格も同時に習得できる、アルクの児童英語講師コースだからこそなので、同時に習えることは、お得ですね!
J-SHINE資格を習得できるスクールの費用の比較
J-SHINE資格は、小学生以下に英語を指導できると認められる資格なので、習得できるスクールは少なめです。他のスクールと費用を比較してみてみましょう。
J-SHINE資格を取得できるスクールを比較をすると、アルクの児童英語教師コースが、1番取得しやすいことが、よくわかります。アルクは、子ども英会話講師業界では、有名で私の周りの英会話講師もアルクで取得している講師が。
また小学校で英語を教えるための資格、英会話教室で昇給に関係してくるもの、このJ-SHINE資格が多いです。児童英語の資格をとるなら、アルクの児童英語教師コースを受講されることを、おすすめしますよ。
アルクは、子ども英会話講師業界では、有名な会社です。
私の周りの英会話講師も、アルクでJ-SHINEを取得している講師が多かったです。
英語力を証明できる資格である英検
子ども英会話講師になるには、英語力も必要です。英語力の証明としておすすめなのが、英検です。その理由は、この2点です。
- 1度合格すると、ずっとその英語力が証明される
- 受験料がTOEICと比べて安い
- 生徒が英検を受験するときにアドバイスできる
英検は1度合格すると、ずっとその英語力が証明される
英語力を証明資格として、英検とTOEICどちらにしようか迷う方は多いと思います。個人的には英検をおすすめします。
英検は合否がでる資格ですが、その英語力の証明に期限はありません。一方、TOEICのスコアは2年間の英語力の証明になります。英検は集中して勉強して合格すれば、その時間を他のことに活かすことができます。
子ども英会話講師は、英検2級以上、TOEIC650〜700点程度が目安になってるので、英語力を証明である英検は、やはりとても役に立つものとなります。
近年では英検の受験方法や、申込み方法も多岐にわたっており、こちらの記事にまとめているので、参考にしてみてください。
生徒が英検を受験するときにアドバイスできる
実際に役立った資格として英検をオススメする、もう1つの理由が、生徒に受験のコツとアドバイスすることになるからです。
子ども英会話講師をしていると、生徒たちが英検受験を希望する日がやってきます。生徒たちは、TOEICより英検からまず受験するので、英検を合格した自身の経験は、とても役に立っていますよ。
英検を受験する生徒数は、毎年、増加傾向にあります。
最近では英検コースを開講する教室も多く、これからますます役立つ資格になっていくと思いますよ。
英検に合格するためにお勧めのオンライン英会話スクール
ここまで記事を読んで、ご自身の英語力をブラッシュアップされたいと思った方もいると思います。ここでは、英検対策としてお勧めのオンライン英会話スクールを紹介します。
オンライン英会話スクールは、通学制よりも料金が安く、25分のレッスン時間は忙しい大人にピッタリです。
- オンライン英会話スクール ワールドトーク
- オンライン英会話スクール スモールワールド
ワールドトークは、英検対策にとても定評のあるのスクールで、英検2級以上の合格者を多く輩出するベテラン講師も多くいます。確実に合格を狙って行きたい方は、ワールドトークがお勧めです。
スモールワールドは、ほとんどが日本人講師で、合格までのモチベーション維持に定評があるスクールです。不安や疑問点を解消してくれる日本人講師を求めている方にお勧めのスクールです。