子ども英会話講師が解説!読み聞かせによる学力向上とおすすめの英語版エリック・カールの絵本
「絵本の読み聞かせは、学力向上につながるの?」
「英語版エリックカールの絵本は、どんな絵本がおすすめなの?」
こんにちは!めぐみ先生です。
英語の絵本を買うときには、
「読み聞かせはもちろん英語教育にもつながってほしい」
そんな思いもあると思います。
この記事では、子ども英会話講師16年目の私が、
絵本の読み聞かせの効果や子ども英会話講師目線で選んだ
英語版エリック・カールの絵本まで紹介します。
この記事を読み終える頃には、なぜその絵本がよいのか?
その絵本の使い方を知って、お子様の英語教育につながる1冊が見つかります。
是非、最後まで読んていってくださいね!
- 読み聞かせによる学力向上への効果
- 子ども英会話講師の視点から選ぶお子様の英語教育におすすめの絵本
- お子様の英語を伸ばす絵本の使い方
- それぞれの絵本のおすすめの年齢
読み聞かせによる学力向上の3つの効果
- 新しい単語が語彙力を向上させる
- 絵本の世界が、感性の豊かさを生む
- 文章の理解が、学力を向上させる
実際に0歳〜3歳の親子レッスンでも、毎回絵本の読み聞かせをやっています。
ということは、
絵本の読み聞かせは、学力が向上するからレッスンプランに組み込んでいるということになります!
まずはじめに絵本の読み聞かせが、どんな効果があるかを話しますね!
新しい単語が語彙力を向上させる
絵本の中には、普段の会話では使われない言葉も多く出てきます。
その結果、絵本を読み聞かせてあげることで、絵本から新しい単語をを習得することができますよ。
特に英語の絵本では、動物、体のパーツなど、その絵本によって習える単語が決まっています。
繰り返し読み聞かせをしてあげることで、その単語を覚えられる
英語の絵本は、ストーリーももちろん面白いのですが、
英語習得の観点からも作られているもの、語彙力が向上する理由です。
子どもたちは覚えた単語は、その絵をみるだけで、
簡単な英語から、話し始めます。
そんなときは、ぜひ、褒めてあげてくださいね!
絵本の世界を想像することが、感性の豊かさを育む
絵本は、子どもたちの想像力を刺激し、子どもたちの豊かな感性を育みます。
絵本に書かれた絵をみたり、物語を聞いて、その世界を想像する。
絵本から様々な世界を想像し、感じとることは、想像力が育ちます。
またエリック・カールの絵本の絵は、色彩豊かで、個性的。
コラージュ技法といって、絵の具で色を塗った薄いペーパーを、切って、貼ることで
作られているんですよ。
その色彩は、間違いなく子どもたちの感性を刺激します。
文章の理解することが、学力を向上させる
絵本の読み聞かせは、言語能力や読解力を高める効果があります。
絵本を読んでいるとき、読み聞かせをしてもらっているとき、
子どもたちは、文章を理解しようと考えながら、読んでいます。
この時間の繰り返しが、読解力の向上につながっていますよ。
「問題の意味や、解き方がわからない」
「物語文の人の気持を読み取るのが苦手」
小学生のお子様のお母様から、よく聞くお悩みですが、
これは読解力で解決できるお悩みですよね!
読み聞かせは、学力向上にもつながっています。
1歳〜6歳までは、絵本や読み聞かせが大好き!
7歳〜9歳までは、自分で絵本を読むことが大好きですよ!
これだけは、守ってあげてほしい
これだけは、守ってあげてほしいことがあります。
絵本を読むときに、
パパやママもお子様と一緒に楽しむ!
これだけです!
特に子どもが6歳になるまでは、話の内容より、声のトーンや表情を読み取っています。
パパやママも、その絵本を楽しんであげることで、お子様もその本が大好きになってくれます。
1度で、その絵本を全部読みきる必要はありません。
その時にできるところまででいいので、
お子様と楽しんで、絵本を読んでいきましょう!
子ども英会話講師が絵本を選ぶ3つのポイント
それでは次に、子ども英会話講師が絵本を選ぶポイントを紹介します。
- 子どもにとって理解しやすい絵本
- 英語が発音しやすい絵本
- 子どもの記憶に残る絵本
子どもにとって理解しやすい絵本
子どもたちの世界から、その絵本が書かれているのかはとても重要です。
なぜかというと、自分との経験と重なると記憶の定着率があがるからです。
そしてその絵本は、子どもにとって理解しやすい絵本になります。
エリックカールの絵本は、動物園や動物など、子どもたちが興味をもつ題材が多い、絵本が多いんですよ。
エリック・カールの本の魅力の秘密は、子どもたちに対する彼の直感的な理解と敬意にあります。子どもたちは、最も大切にしている考えや感情を共有してくれる人を本能的に感じ取っています。エリック・カールの物語のテーマは通常、彼の広範な知識と自然への愛、つまりほとんどの小さな子供たちが共有する興味から描かれています。美しくて面白いだけでなく、彼の本は常に子供たちに自分の周りの世界について何かを学ぶ機会を提供します。彼の美しいアートワークに加えて、子供たち、子供たちの感情や探究心、創造性や知的成長に対する彼の配慮が、彼の本を読むことを刺激的で永続的な経験にしています。
引用元:エリックカール公式米国サイト(英語)https://eric-carle.com/about-eric-carle/eric-carles-biography/
子どもたちの世界から考える、エリックカールさんの想いが絵本に反映されているんですね。
英語が発音しやすい絵本
英語を習得するにあたって、発音しやすい英語がどうかはとても重要です。
spaghetti, brother, fifteen, tooth, squirrel…etc
apple, cheese, elephant, pineapple, chocolate…etc
「f」「th」などの発音や、同じアルファベットが続いた単語は、発音が難しくなります。
一方「pa」など、破裂音など発音しやすく、短い単語は話しやすい英語になります。
エリック・カールの絵本は、子どもでも発音しやすい英語が多いので、
子ども英会話講師にも、読みきかせに使ったりと、とても人気です!
子どもの記憶に残る絵本
学ぶことを目的にした絵本の場合は、子どもの記憶に自然と残る絵本が最適です。
エリック・カールの絵本は、同じ英文が心地よいリズムとともに、繰り返されていて、
読み終わったあとには、フレーズが頭に残るようにできています。
この絵本の特性を活かして、子ども英会話講師はチャンツと合わせてレッスンをしています。
チャンツとは、一定のリズムに乗せて英単語や文章を覚える指導法です。
心地よいリズムは、英語が子どもの記憶に残りやすくなりますよ。
子ども英会話講師インストラクター資格を取得する際に、
絵本を使った英語教育の教授法を習うときにも使いました。
エリック・カールの絵本は、レッスンで使用するために
何冊も持っている子ども英会話講師も多いんですよ。
英絵会話講師にも人気!絵本作家エリック・カール
英会話のレッスンにも、よく推薦されるエリック・カールの絵本。
エリック・カールさんのことを紐解いていくと、
絵本が作られるときから、こどもたちの学びになるように作られていました。
エリック・カールさんの絵本づくりの背景から見てみたい方は、
こちらの記事も参考にしてくだいね。
初めての読み聞かせのおすすめ絵本
子ども英会話講師インストラクター資格の研修のときに、
読み聞かせのトレーニングにも使っていたのか、こちらの一冊です。
日本語訳もあることで感情も入りやすく、
英語も読みやすくて、子どもにも馴染みやすい英語ばかりです。
英語版エリック・カールのおすすめ絵本5選
それでは子ども英会話講師が選ぶ、英語版エリック・カールのおすすめ絵本を紹介します。
1位 HEAR BEAR ROAR
出典:エリック・カール – くまの雄叫び 出版社:Phoenix International Publications
- 子どもが一人でも遊びながらが、英語を覚えられる絵本
- サウンドボタンのしかけがある
- 動物の鳴き声が子どもの興味と意欲が湧く
- 動物や海の生きものなど、子どもが好きな英単語が満載
HEAR BEAR ROARの絵本の、最大のメリットは、
子ども1人でも遊びながら、英語を覚えられるところです。
「なかなか落ち着いて、絵本を読んでくれない…」
子ども英会話講師をしていると、よく聞く保護者の方のお悩みです。
そんなとき、お子さんが一人で英語の本を楽しんでくれたらいいな!と思いませんか?
そんなときにぴったりのがこの「HEAR BEAR ROAR」なんですよ。
HEAR BEAR ROARの絵本の特徴
この絵本は、動物や海の生き物を、英語の発音と動物たちの鳴き声で学べる絵本です。
子どもの興味を最もそそり、1人での遊びながら英語を覚えられる絵本ですよ。
出典:エリック・カール – くまの雄叫び 出版社:Phoenix International Publications
この本はでてくる動物に合わせて、右側にあるサウンドボタンを押します。
Bear. Rooaar!
するとその英単語と鳴き声が聞こえてくる仕組みになっています。
どの単語で、どのサウンドボタンを押すかも、
絵本と同じ絵を押すだけなので簡単ですね!
この絵本のおすすめの年齢
この絵本がおすすめなのは、1歳〜6歳です!
「未就園児にこの絵本は、早いのでは?」
そう思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
未就園児はボタンを押すのが大好きな年齢で、
この絵本は英語の音声も自動的に流れてくるので、音を記憶します。
ポタンがあることで、楽しくなって繰り返し押すので、
自動的に単語を記憶として定着させることも可能なのです!
お子さんに興味をもって、自分で英語を覚えてもらいたい方におすすめです!
学ぶことができる英語
この本で学べるのは、こちらの30単語の生き物です!
- 動物
grizzly bear, deer, fox, wolf, poler bear, buffalo, horse, monkey, loopard, lion, elephant, prairie dog, brown bear, goat, mouse, bat, bee, snake, spider
- 海の生きもの
dolphin, lobster, whale, penguin, walrus, seal
- 鳥
owl, eagle, blue jay, seagul, woodpecker
bee, penguin など簡単な英語、
seagul, seal. walrusなど少し難しい英語、
英単語が、バランスよく入っているのもいいですね!
HEAR BEAR ROARのデメリット
HEAR BEAR ROARの、絵本のデメリットを紹介します。
- 子どもが遊び出したら、止まらない
この絵本の唯一のデメリットといえは、こちらになります。
仕掛けのある絵本で、英語とその動物の鳴き声が聞こえてくる。
これは子どもがこの絵本を気に入ったら、止まらなくなり、何度もボタンを押している様子が容易に想像ができます。
そのときは、思う存分、その日は絵本で子どもに遊ばせてあけてもOKです。
英語に興味を持つことが、1番英語をうまくなるコツに繋がります。
また次のページが開けないように、両手で抑えて、その動物の鳴き声をサウンドボタンであてるという、子どもにとってクイズ形式にして遊ぶのもいいですね!
子どもが遊びたしたら、止まらないのもそれだけ楽しいということでもありますよ。
HEAR BEAR ROARのメリット
HEAR BEAR ROARの、絵本のメリットはこちらです
- 子どもが一人でも遊びながらが、英語を覚えられる絵本
- サウンドボタンが子どもを虜にする
- 動物の鳴き声が子どもの興味と意欲が湧く
- 動物や海の生きものなど、子どもが好きな英単語が満載
HEAR BEAR ROARの絵本の、最大のメリットは子どもが1人でも遊びながら、
英語を覚えられるところです。
子どもが興味を持ちやすい英語を、サウンドボタンを押すというアクションを加えることで、子どもは1人でも何度でも遊びたくなる1冊です。
動物の鳴き声は子どもの興味をそそるので、飽きることなく遊ぶことができます。
英語は何度も見ること、何度も聞くことで記憶に定着させることができます。
それをこの絵本が、実現してくれる。
CD付きの絵本はあるけど、ボタンを押すことで音が出てくる絵本はなかなかありません。
これこそが、この本が1位に選ばれた理由です。
お子様は1人で、興味を持って英語を覚えてくれる絵本!
それが「HEAR BEAR ROAR」です!
2位 From Head to Toe
出典:From Head to Toe 著者 イラスト Eric Carle 出版社 mpi松香フォニックス
- 英語のレッスンで必ずでてくる体のパーツが学べる
- 動物の動きを真似て、楽しく遊べる
- 英語を動きで覚えることができる
From Head to Toeの絵本の特徴
この絵本は、体の部位が学べる1冊です。
体の部位は、幼稚園や保育園、小学校など英会話レッスンがあると、必ず登場します。
この絵本は、penguinやbuffaloなど、いろんな動物と出会い、
その動きを真似ながら、体の部位の単語を覚えていきますよ。
I raise my shoulders. Can you do it ?
I can do it !
絵本を読みながら、その動物の動きを真似ながら、英語を覚えられるのも
From Head to Toeの大きな特徴です。
おすすめの年齢
この絵本のおすすめの年齢は、3歳〜7歳です。
未就園児のときは、読み聞かせるだけになるかもしれませんが、
体の部位を読むときは、どの部位のことかご自身の体を触って教えてあげてください。
この動作を加えることで、使える単語として記憶します。
年齢があがってきたら、英語で絵本を読みなから動物の動きも一緒にやってみましょう。
動きを真似るときは、子どもにやってみるように促すのではなく、
パパやママも一緒にやってあげれば、子どもも一緒にやってくれますよ。
是非、やっててみてくださいね!
From Head to Toeで学べる英語
- 英語のセンテンス
Can you do it? I can do it.
- 体のパーツ
head, neck, shoulders, arms, hands, chest, back, hips, knees, legs, foot, toe.
- 動き
turn, bend, raise, wave, clap, thump, arch, wriggle, kick, stomp, wiggle.
- 動物
penguin, giraffe, buffalo, monkey, seal, gorilla, cat, crocodile, camel, donkey, elephent.
From Head to toeのデメリット
From Head to Toeのデメリットはこちらです。
- アクションをするのが、恥ずかしがる子もいる
この絵本のデメリットは、アクションをすることに照れてしまう子もいるということです。
たとえば「stomp」は、足を強く踏み鳴らすことで、そんな動作も入ってきます。
もしお子さんがアクションをすることが、苦手な場合は、絵本を読んで、
体のパーツや動物を覚えるだけでもOKです。
体のパーツを教える本は多く出版されていますが、こんなに楽しく、
わかりやすく書かれている絵本はないと思います。
From Head to Toeのメリット
From Head to Toeのメリットは、こちらです。
- 英会話レッスンで必ず登場する体のパーツが学べる
- 動きを使って、英語を覚えることができる
- 英語の文章を自然に覚えられる
体のパーツは、必ず英語のレッスンで登場しています!
生徒たちも幼稚園や小学校で、体の部位を習ったとよく話してくれています。
英語の本を読むなら、レッスンで使う英語を覚えて、自信に繋がってほしいので、
この絵本が2位に選ばれました!
英語で体の部位を学ぶ本は、人間で描かれていることが多いのですが、
この本は動物といっしょにその動作を真似することで覚えられるので、
お子さんにとっても楽しめる1冊に!
またアクションと一緒に英語を覚えることで、記憶の定着もあがりますよ。
アクションが好きな子におすすめの1冊です。
年少から年長になると、簡単な文章は話せます。
「I can do it!」と、ノリよく答えてくれるはずですよ!
3位 Brown Bear, Brown Bear, What can you see?
出典:brown bear, brown bear, what can you see? 著者 イラスト Eric Carle, Bill Martin出版社 HENRY HOLT
- 初心者向きの英語の絵本
- 身近な英語が多く、読みやすい
- 英語のセンテンスが、覚えやすい
Brown Bear, Brown Bear, What can you see?の絵本の特徴
この絵本の特徴は、英語の初心者向きの絵本であるという点です。
エリック・カールの英語の絵本のというと、この絵本を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
なぜ初心者向きなのかというと、この絵本に出てくる英語が色と動物だからです。
英会話レッスンでも、色は短く発音しやすい単語が多いので、早い段階から教えるカテゴリーです。
またこの絵本に登場する動物も、短く発音しやすいものばかりです。
What can you see?
I can see a white dog.
絵本を読んで子どもに英語を話してもらいたい方には、おすすめですよ!
おすすめの年齢
3歳〜小学3年生までにおすすめです。
3歳〜6歳までは、読み聞かせや一緒に読んであげるといいですね。
小学1年生〜小学3年生になったら、お子さん1人で読むことにも、
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
この絵本は、お子さんが初めて英語の絵本を1人で読むには最適です!
Brown Bear, Brown Bear, What can you see?で学べる英語
- 英語のセンテンス
What can you see? I see a 〜 looking at me.
- 色
brown, red, yellow, blue, green, purple, white, black.
- 動物
bear, bird, duck, horse, frog, cat, dog, sheep, fish
Brown Bear, Brown Bear, What can you see?の絵本のデメリット
Brown Bear, Brown Bear, What can you see?の絵本のデメリットは、こちらです。
- 英語のレベルによっては、簡単すぎる
この絵本で学べる色や動物は、0歳〜3歳の親子クラスでも習うほど、
英会話スクールではかなり早い段階から教える単語になります。
お子さんによっては、この絵本は簡単に感じるかもしれません。
単語がすでによくわかっているのであれば、英語の絵本を自分で読むという点になると、
とても優れている絵本ということになります。
知ってる単語だからこそ、英語を読むことにもチャレンジできますよ!
Brown Bear, Brown Bear, What can you see?のメリット
Brown Bear, Brown Bear, What can you see? のメリットは、こちらです。
- 英語の初心者にピッタリの絵本
- 英語で話しやすい内容
- 英語のセンテンスが覚えやすい
この絵本のメリットは、英語の初心者に向いているところです。
「覚えやすい英語の本はどれだろう?」
「子どもが自分で読める英語の本を見つけたい」
そんな方には、この絵本はピッタリです。
なぜなら覚えやすい英語の色が、学べる英語だからです。色の概念を理解できるのが2歳過ぎで、赤、黄色など指で指すことができます。
3歳になると日本語でも、色は言えるようになっています。
そのため色のトピックは、英会話スクールでも0歳〜3歳の親子コースから教えています。
この絵本は英語が話しやすい色と動物が選ばれているので、
この絵本を読んだときに、英語が覚えやすくなっていますよ。
Brown Bear Brown Bear What can you see?は、
読み聞かせで英語を覚えてもらったり、
初めて自分で読む英語の本としておすすめです。
4位 Today is Monday
出典:Today is Monday 著者 イラスト Eric Carle, 出版社 PUFFIN BOOKS USA
- 小学校で習える英語を学べる
- 動物と食べ物の組み合せが面白く、興味を引く
- アメリカのわらべうたとしても歌える
アメリカのわらべうたを、エリックカールが色鮮やかな絵本にしたことで、
大ヒットした絵本です。
この本は月曜日はさやいんげん、火曜日はスパゲッティーと英文がつづき、最後の日曜日には、7日間の食べ物をすべて振り返るようになっています。
動物と食べ物の組み合せが面白いので、子どもの興味も湧くはずです。
また、アメリカのわらべうたを本にしているので、
読み聞かせや歌を歌ってみることを、楽しめる1冊です。
歌ってみることで、音や韻を感じられますよ。
この中の食べ物で、ZOOOOPが出てくるのですが、
これは動物園(zoo)でスープ(soup)を、ぞうさんがスープを飲むときにすする音と、
かけ合わせたエリック・カールさんの遊び言葉なんですよ。
どおりで、「zooop」を辞書で、調べてもでてこないはずですね。(笑)
動物と食べ物の組み合わせも面白く、遊びごころ溢れる1冊です!
おすすめの年齢
この絵本は、5歳〜9歳におすすめの絵本です。
ストーリーの理解、それぞれの年齢でその英語が話せるかどうか?という点から考えると、年中〜小学3年生までがいいと思います。
今まで紹介した絵本と比べると、英語のレベルは少し高めです。
Today is Mondayで学べる英語
- 英語のセンテンス
All you hungry children. Come and eat up!
- 曜日
Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, Sunday
- 食べ物
string beans, spaghetti, roast beef, fresh fish, chicken, ice cream,
Today is Mondayのデメリット
Today is Mondayのデメリットは、こちらです。
- 後半のつれて、文章が長くなる
この絵本のデメリットは、やはりこちらになります。
この絵本は月曜日はさやいんげん、火曜日はスパゲッティーと英文がつづき、最後の日曜日には、7日間の食べ物をすべて振り返るようになっているので、かなり文章が長くなってしまいます。
最後は7日間の食べ物が言えるのか?という楽しみでもあります。
ちょっと読むのが大変だなという場合は、歌として読み聞かせてあげるものおすすめです。
歌と一緒に絵本を読むのであれば、3歳以上であれば、楽しめますよ。
Today is Mondayの歌の試聴は、こちらです。
Today is Mondayのメリット
Today is Mondayのメリットは、こちらです。
- 小学校で習える英語を学べる
- 動物と食べ物の組み合せが面白い
- その面白さが、興味を引く
- アメリカのわらべうたとしても歌える
こちらの絵本のメリットは、曜日が楽しく学べるところです。
月曜日はハリネズミがさやいんげんを食べるという面白いインパクトから始まり、
動物と食べ物の組み合わせも子どもの興味を引く内容です。
もっとも大きな特徴が、アメリカのわらべうたを絵本にしているところです。
英語の記憶の定着に、絵本と一緒に、英語の歌を歌ってみてくださいね。
Today is Mondayは、読んでこそわかる面白さがあります。
小学校の英語の授業で必すでてくる曜日の英語が学べて、
歌っても楽しい、そんな絵本です!
5位 Polar Bear, Polar Bear, What do you hear?
出典:Polar Bear, Polar Bear, What do you hear? 著者 イラスト Eric Carle, 出版社
HENRY HOLT (USA)
- 女の子に人気の高い絵本
- 色が鮮やかで、視覚的に刺激
- 子どもにとって発音が難しい単語を練習できる
Polar Bear, Polar Bear, What do you hear?の特徴
この絵本の特徴は、しろくま、フラミンゴ、シマウマなど、色が鮮やかな動物が多く、
特に女の子に人気の絵本です。
絵本にでてくる動物を好きになると、子どもはその絵本を何度も読み込んでくれますよ。
また3位に紹介した「Brown Bear, Brown Bear, What can you see?」と比べると、
動物の鳴き方の英語もあり、少しだけ英語が難しくなります。
Polar bear, Polar bear, What do you hear?
I hear a lion roaring in my ear.
絵本のよいところは、繰り返し何度も読めるところ。
何度も読むことで少しレベルが高めな発音も、真似るのが得意な子どもたちは
どんどん吸収して、習得してくれますよ。
おすすめの年齢
3歳〜小学2年生までにおすすめです。
少し読むには難しい英語もありますが、動物の鳴き方を学べる貴重な絵本です。
絵本の絵が、色鮮やかでかわいいので、子どもたちも気に入る1冊です。
学べる英語
- センテンス
What do you hear? I hear a 〜 in my ear.
- 動物
polar bear, loin, hippopotamus, flamingo, zebra, boa constrictor, elephant, leopard, peacock, walrus,
- 動詞
roaring, snorting, fluting, braying, hissing, trumpeting, snarling, yelping, bellowing, whistling,
Polar Bear, Polar Bear, What do you hear?のデメリット
Polar Bear, Polar Bear, What do you hear?のデメリットは、こちらです。
- 動詞の英語が、教育現場ではなかなか登場しない
絵本のタイトルである「What can you hear?」は、よく使われますが、
その他の動詞の英語は、鳴き方や音に出し方なので、なかなか教育現場ではでてこない単語になります。
英会話スクールで習う可能性が低いからこそ、絵本で習えるということでもあります。
動物が大好きなお子様には、読ませてあげたい1冊にもなりますね。
Polar Bear, Polar Bear, What do you hear?のメリット
Polar Bear, Polar Bear, What do you hear?のメリットは、こちらです。
- 女の子に人気の高い絵本
- 色が鮮やかで、視覚的に刺激
- 少し難しい英語も自然と身につく
この絵本のメリットは、フラミンゴや孔雀、レオパードなど色鮮やかな動物がたくさん出でくことです。
女の子は綺麗で可愛いのものが好きな傾向にあるので、女の子に人気のある絵本なります。
「haer」「roaring」「snarling」など、発音が少しむずかしい英語も、
絵本で繰り返し読むことで覚えることができますよ。
動物の英語も少し長い単語も多いので、長めの英語も言いやすくなりますよ。
「Poler Bear, Poler Bear, What do you hear?」を、
読んで、長めの英語も話しやすく。
綺麗でかわいい動物たちも、必見です!
まとめ
出典:HEAR BEAR ROAR 著者 Veronica Wagner イラスト Eric Carle 出版社 Phoenix Intl Pubns Inc
子ども英会話講師が選ぶ、エリック・カールの絵本!
1位はHEAR BEAR ROARでした!
お子さんが英語の絵本を読んだときに、英語を覚えるにもポイントがあります。
英語と鳴き声の音と楽しさで、1人でも夢中になれる絵本。
夢中になることで、自然と覚えている英語。
そんな絵本が、この1冊なのです。
この記事が、お子様の英語教育のお役に立てたら嬉しいです。
以上、めぐみ先生でした。