【4歳〜6歳】子ども英会話講師が教えるおうち英語の過ごし方
英語の早期教育が注目される中、4歳、5歳、6歳の子どもたちにとって効果的なおうち英語の方法を見つけることは、多くの親御さんが抱える課題です。
せっかく自宅で英語学習を始めるなら、ただ教材を使うだけでなく、子どもたちが楽しみながら自然に英語を身につけられるよう工夫したいものです。
本記事では、英語教材の選び方からアルファベットの覚え方、ゲームを通じた単語学習まで、経験豊富な子ども英会話講師がおすすめする方法を紹介します。
また、おうち英語を始める前に知っておきたいポイントや、子どもたちの興味を引く効果的な学習法についても詳しく解説。親子で楽しく取り組むためのアイデアが満載です。
さて、どのようにしておうちで英語を始めるのが最適なのでしょうか?この続きで、具体的なステップを見ていくことにしましょう。
- おうち英語をやってみようと考えている
- 効果的な英語教材を見つけるポイントを知りたい
- 4〜6歳に向いてる英語教材、使い方を知りたい
おうち英語を始める前に、ここだけは気をつけよう
すぐに英語がペラペラと話せると期待しすぎない
言語の習得にはプロセスがあり、その単語を繰り返し聞くことで覚えて話します。そして、単語を覚えることで、次は文章を覚えるステップへと入ることができるのです。
お子様もタイミングになれば、自然と自分から英語を話してくれるようになります。英語で一緒に遊ぶ感覚で行っていきましょう。
年齢別の英語教育の様子は、こちらの記事にまとめていますので参考にしてください。
親が熱心に教えすぎない
「子どもが英語が嫌いになってしまって、苦手意識をもってしまいました」
お子様に英語を好きになってほしくて始めた英語学習も、こんな結果になってしまったら悲しくなってしまいますよね。そうならないためのコツは、親が熱心に教えすぎないことです。
親が熱心に英語を教えることはいいことですが、できなかったときにお子様を叱ってしまったり、落胆してしまうこともよくあるケースです。実は、そんな気持ちが伝わってしまい、お子様がやりたがらなくなってしまうのです。
人は本能的に見返りを求めてしまいます。お家での英語学習も、お子様と一緒に楽しむ気持ちでやっていきましょう。
毎日お家で英語学習ができなくても焦らない
「おうち英語をやるつもりが、疲れてしまって、できませんでした」
そんな話もよく聞きます。毎日継続することも大切ですが、それ以上に大切なことがあります。それは、長く続けることです。
おうち英語ができない日はあっても焦らなくても大丈夫。長く継続することが、お子様の英語教育には。1番効果的で英語得意な子どもに育ちますよ。
効果的なおうち英語教材を見つける3つのポイント
子ども英会話講師17年目の私が、自宅で使える効果的な英語教材を選ぶポイントを3つ紹介します。
- 年齢に合っている教材なのか
- 子どもが楽しめる内容なのか
- 英語学習の目的が明確であるか
年齢に合っている教材なのか
子どもの発達段階は、年齢によって習得できる言葉の量も、かなりの差があります。そのため、年齢にあってない英語教材を使うと、難しいと感じてしまい、それが苦手意識につながってしまいます。
英語教材を購入するとき、ついつい可愛さや価格で選んでしまうのが、よくある失敗です。お子様の英語学習に適しているのかを、考えたうえで購入しましょう。
子どもが楽しめる内容なのか
子どもが楽しいと思う内容も、年齢によって違いがあります。
たとえば、4〜6歳はシンプルな勝ち負け、できることを楽しめる年齢ですが、小学生のなると頭脳を使った戦略的なゲームを好むようになります。
そのため英語教材も年齢に合った教材を選ぶことで、おうち英語もスムーズにできるようにるのです。
英語学習の目的が明確であるか
英語ができるようになるためには、単語を覚える、リスニングを強化する、発話を促すなど、様々な目的があります。
もし目的を間違えて英語教材を購入してしまうと、おうちで英語を頑張っているものの、思うような効果が得られないことになります。
そんなことにならないように、この記事では目的別に4〜6歳に、効果的な英語教材を紹介していきます。
アルファベットを遊びながら覚えよう
まず初めに紹介するのが、アルファベットを楽しく覚えることができる英語教材です。今や英語が必修化となった小学校でも、まず始めに習うのがアルファベットです。楽しくお家で英語にふれながら、覚えてしまいましょう。
アルファベットパズル Trend Alphabet Fun to Know Puzzles
引用:Trend Enterprises Trend Alphabet Fun to Know Puzzles
まず始めに紹介するのが、アルファベットのTrend Alphabet Fun to Know Puzzlesです。このアルファベットパスルのよいところは、こちらです。
- 大文字・小文字を合わせて遊びながら、覚えられる
- 裏側は、単語と写真がついていて、音も覚えられる
4〜6歳の子どもたちは、カードをマッチングさせることが大好きです。実際に、レッスンでマッチングゲームを行っても、何度もやりたいとねだられるほとです。
始めのうちは、親がAなどの大文字のカードを持ち、小文字をお子様にマッチングさせるように使ってみてくださいね。
カードのマッチングで一緒に遊びながら、できたことを褒めてあげるのが4〜6歳には効果的です!
アルファベット魚つりゲーム
次に紹介するのが、アルファベットの魚つりゲームもできるTOXINYUAN アルファベット木製パズルです。
- 遊びながらアルファベットが覚えられる
- 魚つりゲームは、何度やっても子どもが飽きない
- 数字や動物のパズルも入っている
この教材は、魚つりゲームをしながら、アルファベットを覚えられる優れものです。お子様が好きなものを釣って、英語を教えてあげたり、指定した英語のパスルを釣ってもらうのも効果的です。
魚つりゲームで、一緒にお子さんと遊びながら、釣れたらその英語をリピートさせてあげてください。
魚つりゲームに飽きたら、パズルとして使うかもしれまんが、問題ありません。遊ばせてあげましょう。
この教材は、たっぷり内容が入っていて、お値打ちだと思いました!
アルファベットマグネットボード
引用:VoSimry マグネット208個マグネットボード
アルファベットに慣れてきたときにオススメなのが、このアルファベットマグネットボードです。
- アルファベットなど208個が入っている
- マグネットになっており、ボートの上で楽しく遊べる
- アルファベットも複数入っており、スペルを覚える練習もできる
- ペンもついており、ホワイトボードとしても使える
このアルファベットマグネットボードは大文字2個、小文字が7個入っているので、スペルの練習には最適の教材です。また、収納ケースもついているため、片付けも安心です。
ホワイトボードに「dog」 など、簡単な単語を書き、お子様には、その下に同じアルファベットを並べてもらいましょう。
単語のついてはまずスペルが3つの単語から、慣れてきたら5つの単語など、徐々に増やしてあげると、子どもたちも覚えやすいです。
4〜6歳は、同じものを見つけたり、真似ることの天才です!
ゲームで一緒に遊びながら、英単語を覚えよう
最後の紹介するのは、楽しく遊びながら、英語を覚えることができる教材です。4〜6歳の子どもたちには、真面目に机に向かって勉強するより、一緒に遊んであげて、英語を褒めてあげたほうが、英語も簡単にできるようになりますよ。
パチン!と叩こう英語かるた
まず始めに紹介するのが、パチン!と叩こう英語カルタです。
- 魚つりゲームは、何度やっても子どもが飽きない
- 遊びながらアルファベットが覚えられる
- 数字や動物のパズルも入っている
この教材は、 パチンと叩きながら遊べる英語カルタです。実際に、似たようなゲームをレッスンでも行っていますが、生徒たちにも大人気です。また4人まで一緒にできるので、兄弟や、家族みんなで遊ぶことができますよ。
カルタと同じで、叩くカードを読み上げながら、パチンと叩きながら遊びましょう。
もし単語が難しかったら、カードだけまず英語を教えてあげたり、6枚など少ない枚数で遊んでみましょう。
家族みんなで遊べるので、家で英語を話す環境が作りやすいゲームです。
音で学べる!英語ことば図鑑5000 タッチペン付き
引用: 編集 小学館辞典編集部 監修 アレン玉井 光江
最後の紹介するのが、英語こどば図鑑です。
- 子ども英語に必要単語5,000語が収録されている
- 子どもたちが大好きなタッチペンが付属している
- タッチペンで発音が確認できる
この英語ことば図鑑は、 付属のタッチペンで単語をタッチすると音声が流れて、単語を覚えられる図鑑になっています。タッチペンは子どもに人気で、なんども繰り返して、遊び感覚で英語を身近なものにすることができますよ。
英語ことば図鑑を購入したら、まずは図鑑を見せてあげて、お子様が興味がある内容を探してみましょう。
興味がある内容がわかったら、そこからタッチペンを使い方を教えながら、英語を聞かせてみましょう。
飽きてしまいそうな図鑑も、タッチペンがあることで、子どもも興味をもって学んでくれますよ。
まとめ
この記事では、4歳から6歳のお子さまを対象とした効果的なおうち英語の進め方についてお話ししてきました。
重要なポイントとして、まずは子どもが興味を持ち楽しめることが始める際の鍵となります。アルファベットや英単語を遊び感覚で覚えられる英語教材を選ぶことで、自然に英語に親しむことができます。
特に、この年代の子どもたちは遊びを通じて多くのことを学ぶため、ゲームなどの活動も積極的に取り入れると効果的です。
選ぶ際には、子どもの興味を引く色鮮やかで多様な内容がある教材がおすすめです。
これにより、子どもたちは楽しみながら英語に触れる機会を増やすことができます。また、教材は親子で一緒に取り組むことができるものが理想的です。
親がサポートすることで、子どもたちはより安心して学習に挑戦できるでしょう。おうちでの時間を活用し、楽しい英語学習を通じて子どもたちの将来の可能性を広げていきましょう。